Sunspel Icons - クラシックTシャツ

サンスペルのクラシックTシャツは、文化的な象徴であり、日常着に不可欠なアイテムとしてすべてのワードローブの基本となる究極のベーシックアイテムです。サンスペルは100年以上、完璧を追求し改良を重ね、現在も英国ロングイートンの自社工場で丁寧に手作りされています。

サンスペルがTシャツを作り始めたのは1900年初頭のことです。私たちが世界に提供してきたTシャツは、アンダーウェアからアウターウェアへ、若さと反抗のシンボルからワードローブの定番アイテムへと進化を遂げてきました。そして何十年もかけてあらゆる側面から改良を重ねてきたのです。

サンスペルのTシャツは、高品質なエクストラロングステープル(超長繊維)スーピマコットンが生み出す抜群の柔らかさと着心地の良さと耐久性に優れていて、クラシックなフィット感と欠かすことのできないディテールだけを残したデザインです。ローリング・ストーンズのバンドメンバーやデビッド・ベッカムといった現代を代表する有名人に愛用され、世界最高のTシャツのひとつとして一流ファッションスタイリストに認められています。

 

Tシャツがアイコンになるまで

サンスペルは1860年に高級アンダーウェアのメーカーとして設立されました。革新的な技術を駆使し、暑い気候でも快適に着ることのできる新しい素材とスタイルを開発してきました。20世紀初頭には、最高品質のウール、シルクとコットンを採用したさまざまなアンダーウェアを生み出し、その中には現代でもTシャツの原型デザインと認識されるシンプルで軽量な半袖の「ベスト」も含まれていました。サンスペルのTシャツは、世界で最も上質で希少なコットンと知られるシーアイランドコットンを採用して、世界に先駆けて高品質な素材を使って作られたTシャツのひとつとなりました。

 

 

1937年、サンスペルはノッティンガムから現在のロングイートンに工場を移転し、その後数十年の間にサンスペルが生み出したシンプルなクルーネックのTシャツは、1950年代のハリウッドの影響によって実用的なアンダーウェアから象徴的なアウターウェアへと普及しました。

現在、Tシャツはどこにでもあり、世界中のすべてのワードローブに欠かせない最も基本的なアイテムです。サンスペルは創業時からTシャツの象徴的なストーリーに関わってきました。

英国ロングイートンにあるサンスペルの自社工場では、100年以上にわたりクラシックTシャツの改良を重ねてきました。なかでも最も重要な要素は「Q82」と知られるサンスペルが開発した素材です。

 

品質を保証するためにはサプライチェーンの完全な透明性が不可欠であり、サンスペルの「Q82」素材はカリフォルニアの単一農園で栽培された高品質のエクストラロングステープル(超長繊維)スーピマコットン繊維のみが使われます。この農園は1920年から続く家族経営で、厳しい環境基準を守りながら最高級のコットンを生産しています。原綿は不純物を取り除くために梳いてから束ね、きょうどと滑らかさが出るよう撚りをかけます。この工程によって着用や洗濯でよれない綿糸が出来上がるのです。さらにこの綿糸を二本撚り合わせ、ガス焼きをすることで残った不純物や毛羽を取り除きます。その後、丸編み機で生地が織られ、付属のブロワーで余分な繊維が取り除かれます。この数々の工程によって薄手ながら耐久性が高く、肌触りが非常に滑らかな素材が仕上がります。

1937年に移転して以来、英国ロングイートンの自社工場で丁寧に手作りされているクラシックTシャツ。ここで行われる職人技は非常に優れています。軽量な「Q82」素材を扱うためには高度な専門技術が求められ、その技術を身につけるには長年培った経験と知識が必要のため、ロングイートン工場で働く職人の多くは20年以上の経験を持つ熟練者です。

 

クラシックTシャツの生産工程には12の正確なステップと15の品質管理チェックが含まれます。それぞれのガーメントは10人の職人によって縫製され、生地の裁断から縫製、プレス、折りたたみまで、すべての工程を専門の作業員が監督します。品質管理は生産のあらゆる側面に浸透しており、各Tシャツには最終検査を行った職人の名前が記されたステッカーが貼られ、高い品質が維持され、職人技の証となってます。