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INTRODUCING SUNSPEL X CUBITTS

2017年5月24日

日差しのなかに夏のきらめきが感じられるようになると、遠いビーチに旅立つフライトチケットを予約する自分を思い描いてしまいます。今年もサングラスのシーズンが来ました。そしてなんというタイミングか、英国のアイウェアブランド、キュービッツとのコラボレーションで作ったサングラスが登場します。

3つのモデルにバリエーションをつけた全部で5種類のサングラスは、それぞれにサンスペルのロングイートンにあるファクトリーの建物の名前がつけられています。モダンなテクノロジーと伝統的手法の融合はキュービッツが得意とするところ。フレームには北イタリアの高品質セルロースアセテートを使い、ドイツ、ツァイス社のレンズはひとつひとつ手作業でカットされフレームにはめ込まれています。

そして、サングラスのかけ具合を調整するメタルの芯、〈バタフライ・ピン〉には、キュービッツオリジナルのロンドン、キングス・クロス地区の工業建築をモチーフにした美しいリベットがさりげなく施されています 。テンプルに刻印されたサンスペルとキュービッツの小さなロゴにも注目です。

サングラスについて意外と知らない5つのこと

1. 先史時代、イヌイットたちは平たくしたセイウチの牙を目に当てて強い太陽光線を遮っていました。いわゆるサングラスとはかけ離れたものですが、画期的なアイデアであったことに変わりはありません。
2. サングラスの歴史を遡ると古代中国に辿り着きます。遅くとも12世紀の中国では薄いスモーキークォーツをレンズにしたメガネを作っていました。ローマ皇帝ネロが磨いたエメラルドでグラディエーターの試合を観戦していたことも知られています。

3. 色付きレンズのメガネを初めて英国で展開したのは、ラドゲート通りに工房を持っていたジェームス・アイスコフという科学・光学器械製造者でした。これがサングラスの先駆けだというのが一般的な考え方です。その登場は、1727年ソーホーでエドワード・スカーレットが世界初のメガネを作ったすぐ後のことです。

4. ヴェニスの人々も潟に反射する太陽光線から目を守るためにグリーンに染めたレンズのメガネをかけていました。このサングラスの前身とも言えるものを有名にしたのは劇作家であり劇場経営者でもあったカルロ・ゴルドーニです。議論の余地はあるものの、ここからサングラスとセレブリティーのつながりが始まったと言っていいでしょう。

5. その後サングラスは進化を遂げて、1920年代からそれぞれの時代の銀幕スターたちのお陰でファッションアイテムとなっていきました。サングラスは公衆の場で気づかれないようにするため、と思われがちですが、撮影現場の放電灯による強い照明で充血してしまった目を隠すため、という理由もあったのかも知れません。いずれにせよ、セレブリティーとサングラスが切っても切れない間柄であることは真実です。