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EXPERTLY WORN: MEN IN THE WHITE T-SHIRT

2018年4月25日

白いTシャツと言えば、どんな男性でも一枚は持っているワードローブの基本です。かつてティーンエージャーの反抗を象徴する俳優のトレードマークだったこの万能アイテムは、いつしか社会的地位を問わず生活のどんなシーンでも通用する「ユニフォーム」になりました。今回は、サンスペルを代表するアイテム、白いTシャツを見事に着こなすアイコンとも言える男性を見ていきましょう。

マーロン・ブランド

マーロン・ブランドが初めて国際的な絶賛を浴び、オスカーのノミネーションに名を連ねたのは、彼が体にぴったりとしたTシャツ姿でスタンレー・コワルスキーを演じた『欲望という名の電車』でした。トルーマン・カポーティがマーロン・ブランドを舞台裏のスタッフと勘違いしたという逸話を残したり、彼が世界中の憧れの的のアメリカ人俳優になったのはこのTシャツあってのことです。彼のようなTシャツの着こなしには、袖をちょっと短めに折りあげてハイウエストのトラウザーと合わせましょう。タバコと鍛え上げられた腹筋、というのもありです。(『欲望という名の電車(1951年)』のマーロン・ブランド)

エルヴィス・プレスリー

エルヴィス・プレスリーと言えばもう少し派手なルックの方が有名かも知れません。けれど、若かりし日の彼が兵役中いかに無地の白いTシャツで魅了するかを知っていたのは間違いありません。もしさりげなく注目を浴びたいと思うなら、このキング・オブ・ロックンロールに習ってTシャツの袖をロールアップしてみてみることです。でもピーナッツバターとバナナのサンドウィッチは避けた方が良さそうです。(1958年ごろのエルヴィス・プレスリー)

ジェイク・ジレンホール

英国アカデミー賞俳優、ジェイク・ジレンホールは、Tシャツとスーツのどんなコーディネイトも素敵に見せてしまう「スマートカジュアル」の達人です。その秘訣は、スーツの仕立ての良さにあります。L.A.仕込みの日焼けも、その気品を台無しにすることはできません。 (2017年『エスクァイア』誌のジェイク・ジレンホール)

チェット・ベイカー

ほとばしる才能に恵まれた人は、何を着たらいいのでしょう?アメリカ人ジャズミュージシャン、チェット・ベイカーはトランペットと完璧な髪型に、すっきりとした白のクルーネックTシャツがお気に入りでした。もちろんTシャツが音楽的才能を保証するものではありません。けれど彼と同じくらい素敵に見えることは確かです。(ボブ・ウィロビー撮影のチェット・ベイカー)

ジェームズ・ディーン

そう、ジェームズ・ディーンの名を出さずに白いTシャツを語ることはできません。ティーンエージャーの反抗の象徴、ジェームズ・ディーン…思いに耽る若者の姿と共に思い浮かぶのは、ジーンズにタックインしたりブルゾンからのぞかせた白いTシャツです。そして、自然にこのアイテムを着こなすことにかけて彼を超えることのできる人はいないと断言してもいいでしょう。(『理由なき反抗(1955年)』のジェームズ・ディーン)