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T SHIRT

Tシャツ

サンスペルはこの普遍的なアイテム誕生の中枢的な役割を担いました。最高のTシャツを作るには何が必要なのか?と思いめぐらせる時、サンスペルの継承してきたこだわりがそのヒントをくれるのです。

Tシャツの起源を辿ると1913年、アメリカ海軍が制服に従来のスクエアネックで肩にボタンのついたシャツをやめ、ウール素材の半袖アンダーシャツを採用した時期にいき着きます。サンスペルも、大英帝国内へのコットンアンダーウェアの輸出業社として、これらのアンダーシャツの柔らかく軽い質感、そして通気性や快適さを追求しました。今私たちが知っているサンスペルTシャツの原型がそこにあったのです。
コットンのアンダーシャツはあっという間に空軍と海軍に広まりました。そして戦場から戻った退役軍人たちが普段着として軍服のトラウザーやアンダーシャツを着るようになり、Tシャツは勇敢さの代名詞になります。

1950年代になると、影のある一匹狼を演じるマーロン・ブランドやジェームス・ディーンが銀幕を飾り、Tシャツは自由のための闘いや反抗、ロックンロールのシンボルになりました。

ちょうどこの時期にサンスペルのTシャツはシンプルさを極めたスタイルに進化します。従来ネックについていたボタンはなくなり、長袖は半袖に、そしてカフスやポケット、衿も取り外されたのです。

現在のサンスペルの英国製Tシャツは、ほんの少しのマイナーチェンジを除いてほぼ1950年代のオリジナルデザインのままです。オリジナル素材の要であるQ82は最高級の超長綿から丁寧に紡績した綿糸を使い、丸編機を使ってジャージーを編み上げたあと強風を当てて表面が均一になるように仕上げます。非常に手のかかる作業ですが、その風合いの良さや軽さをそのままに何年も大事に着ることのできるジャージー素材を作るためには、これくらいこだわる価値があるのです。

これだけ長くTシャツが愛される理由のひとつに、その着回しのよさが挙げられるでしょう。パリッとした白いTシャツにジーンズ、このカッコよさは1950年から今日まで不変です。そして肩の力の抜けたスタイリングが必要なら、ベーシックなTシャツと仕立ての良いスーツの組み合わせが無敵です。