サンスペルのアンダーウェアについて

サンスペルはアンダーウェアを1860年の創業時から作り続けています。当初、社名は創立者トーマス・ヒルから名づけられました。その頃、大英帝国の様々な領地に向けて製造されたライル・コットン製のアンダーシャツ、チュニック、ランニングシャツから現在まで続く、伝統的ながらも洗練されたスタイルで技術的にも進歩したブリーフ、トランクス、ショートパンツなどを作り続けています。サンスペルは受け継がれてきた幅広い高品質の衣類の中でも、特にアンダーウェアに誇りを持ってきました。

それとは別に、サンスペルにはメンズウェアに関して長い間セールスポイントに掲げてきた点があります。それは紛れもなく生地に関する専門知識です。下着に求められる基本の耐久性を、ノッティンガムのロングイートン工場が長年保証してきました。社内の専門家が継続して既存の生地の品質を高めて完璧なものを目指しながら、一方でデザインや着心地に関する細かい点にも注意を向けて、新しい生地の開発にも取り組んでいるのです。

その結果3つの生地が開発され、サンスペルのアンダーウェアに採用されています。Q82スーパーファイン、Q14セルラー、Q14ストレッチです。いずれの生地も他に類を見ないほどの軽さ、快適性、贅沢さを兼ね備えています。私たちが目指すのは、着ている人がその存在を感じないほど肌になじむ下着、同時に周りの人から見ると贅沢な生地とスタイルで存在感を放つ下着なのです。

Quality 82ファインジャージーニットコットン生地は、サンスペルの数々のアンダーウェアの中でも主力となる生地で、ブリーフやボタン付きボクサーショーツ、肌着に使われています。軽量で柔らかい生地は手摘みされた超長綿のエジプト綿から作られます。最も柔らかく高品質の繊維だけが選ばれ、不純物を取り除くためのカーディング作業の後に紡績、編立の工程へ進みます。

Quality82スーパーファインの生地は、サンスペルのルーツにも深く関わっています。この生地はサンスペル世界初のTシャツに使用されたライル・コットンを継承する素材だからです。ジャージーニット生地は、サンスペルのTシャツやアンダーウェアの特徴である滑らかさと高い耐久性を最大限に高めただけでなく、現在のポロシャツにも21世紀の贅沢さと革新性を加えました。

サンスペルのアンダーウェアに使われているもうひとつの生地がQuality14です。クルーネックTシャツ、ローVネックTシャツ、ボタン付きボクサーショーツ、ブリーフなどに採用されています。サンスペル独自の軽量のセルラー生地も、ロングイートン工場で作られています。伝統的な1930年代のレース編み機を使って開発されたこの生地は、肌に触れても涼しく感じるため、通気性に優れた柔らかでラグジュアリーなメンズウェアに使われています。

このような生地が長年評価されたおかげで、サンスペルといえば高品質のメンズウェアという印象が定着しました。改良を重ねてサンスペルのアイコンになったアンダーウェアを愛用してくださる多くの方々に、これからも快適さと満足感を提供し続けます。

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