ラムズウールのケアガイド
ラムズウールは、柔らかで暖かく、抜群の着心地です。ここでは、ラムズウールを末長く着ていただくためのお手入れ方法をご紹介します。
ラムズウールとは?
ラムズウールは、羊が生後7ヶ月頃に初めて行う毛刈りから生まれます。この時期は羊毛の繊維が最も柔らかく、ラムズウールは羊毛の中でも最高級の品質です。
私たちが使用するラムズウールは最高品質(100% Super Geelong 19.5 micron lambswool)で、糸は1897年からスコットランドのレーベン湖のほとりにある世界最古の紡績会社のひとつであるトッド&ダンカン社から調達しています。彼らはすべての糸を人や地球にやさしいエシカルな農法で育て、子羊にもやさしいノンミュールジングウールであることを保証しています。
紡がれた糸は、スコットランドの東海岸にある織物工場へ運ばれ、そこで最終的な製品が作られます。そして、澄んだ天然水で洗われることにより繊維が開き、肌触りの良い衣服に仕上がります。
サンスペルのラムズウールジャンパーとカーディガンは、お手入れ次第で何年も使える贅沢なアイテムです。
サンスペルのラムズウールお手入れ方法
ラムズウールの洗い方と乾かし方
ラムズウールは、なるべく洗わない方が衣服にも環境にも良いです。洗濯方法は商品によって違うため、必ず洗濯表示をご確認ください。
- ラムズウールは必ず手洗いしてください。
- まず初めに、裏返しにして洗うと外側の色落ちを防ぐことができます。
- 流し台や大きなボウルに冷たい水を張ります。ボウルに水気がないよう、あらかじめきれいに洗っておきましょう。ウール専用洗剤(柔軟剤、漂白剤、バイオ洗剤は使用しないでください)を入れて水に溶かし、衣類を沈めます。
- 優しく水で洗い流してから取り出してください。
- 頑固な汚れが落ちない場合はドライクリーニングが可能です。
- 余分な水分を軽く絞ってから乾燥させてください。
- バスタオルの上に平らに置き、タオルごと丸めて押し付けるようにします。
- その後、台の上に平らに置き、可能な限り折り目やシワを取り除きながら完全に乾燥させます。
- タンブラー乾燥や伸びる可能性のある洗濯物干し、直射日光や熱に近い場所での乾燥は縮みの原因となりますので避けましょう。
アイロンがけ
ラムズウールは、もともとシワになりにくい素材なので、アイロンがけは必要ありません。やむを得ずアイロンをかける場合は、アイロンのウール設定で優しくスチームをかけてから軽くプレスしてください。
毛玉取り
毛玉とは、摩擦によってウールの表面が毛羽立って毛糸玉ができたものです。品質に問題はなく、ニットを構成するウールの繊維が長いために発生するものです。手で簡単に取り除くことができますが時間が経つと生地が薄くなるので、大切な衣類を守るため頻繁には取り除かないようにしましょう。
ラムズウールの保管方法
ニットは折りたたんで保管し、長時間吊るすと伸びる可能性があるので避けましょう。また、湿気があると蛾が発生しやすくなるので、収納する際は、清潔で乾いた状態であることを確認してください。長期保存する場合は、密閉できるビニール袋や容器を使用し、防虫剤は天然のものだけを使用してください。ラベンダーやローズマリー、シダーウッドなどの天然ハーブは、従来の防虫剤よりも良い香りがするのでお勧めです。