Sunspel crafted by BATONER

2022年9月15日

2022年秋、1860年に創業し丁寧な服作りを理念に掲げるサンスペルと、
日本の技術と品質を継承し続けるニットウェアブランドBATONERが
初めてコラボレーションアイテムを作りました。
コラボレーションのきっかけから、ものづくりへの拘り、
そしてBATONERというブランドが描くこれからのこと。
経営者、デザイナー、職人といういくつもの顔を持つ
BATONERの奥山幸平さんに話を聞きました。

─── サンスペルとコラボレーションをしたいと思ったきっかけは何ですか? BATONER10周年を期に、モノを自分達で作っているその分野のORIGINと言われるブランドとコラボレーションしていく<CRAFTED>という名の企画をスタートさせました。ジャージーと言えばと考えたときに、サンスペルが最初に頭に浮かびました。
長い歴史がありながら、いつの時代もニュートラルで洗練されているというのが、サンスペルのイメージです。

─── サンスペルとのコラボレーションは初めてですが、2つのブランドを融合させて実現できたことは何でしょうか? ニットとジャージー。編むという視点では共通する部分もあり一見すると似ているアイテムですが、実は作り方に大きな違いがあります。
その似て非なる部分を汲み取り、お互いの技術を融合させることでありそうで無かったモノが作れたと思っています。

─── 両者の共通点は何だと思いますか? お互いに自らモノを作っているが、技術を押し付けることなく、普遍的で日常に溶け込むデザインに落とし込んでいるところ。

─── BATONERのモノづくりの拘りとは? <こういうモノがあったら良いのにな>を形にはするが、奇をてらったモノではなく良質な天然素材で心地が良く、長持ちする精度のモノを提供する。とても難しい事ですが、そういう商品を開発していきたいです。
また、ニットの持つ可能性を様々な意味で探りたいです。私たちが考える<上質さ>は着て頂いた方がそのシチュエーションで、心地よくその時を過ごしていただける事にあると考えています。

─── 今回のコラボレーションで一番こだわった点はどこですか? サンスペルの伝統的な柄をバトナーならではのニッティング技術、素材を使いながら表現したところです。

─── 環境などに配慮されている点など、サスティナブルな活動について教えてください。 まずは必要最低限の数を長持ちする作りで作ることを前提とし、コットンやウール等生分解性があり、自然にかえる素材を極力使用しています。


─── 今の時代において、これからの服づくりに必要なものは何だと考えますか? 量を追わず、目的のあるモノを作ることで無駄なモノを無くし、意識をすることが必要だと思います。

─── 世界情勢が不安定化する中、ローカルなつながりや地域性ということが見直されてきていますが、そうした中でこれから新たにチャレンジしていきたい分野はありますか? 私たちは山形でニットの製法を受け継ぎながら生産活動をしておりますが、衣食住に関する素晴らしい地域に根差した文化があります。BATONERの活動を通して得たモノとその文化を融合させて、BATONERならではの活動をしたいと考えています。

長年培ってきた技術に満足することなく品質と普遍性を追求するその姿と、
着る人の気持ちに心を寄せるその温かさは、
厳しくも豊かな四季の表情をみせる山形の自然を思わせます。
互いの良さを引き出しあった今回のコラボレーションアイテムは、
過去を紡いで未来を編む両者のブランドの歴史に確かに刻まれました。


ENGLISH STRIPE SMOOTH KNIT サンスペル定番のイングリッシュストライプをBATONER定番のスムースニットで表現しました。
洗練された上品なピッチのストライプ柄と、唯一無二とされるBATONERならではの
滑らかさとハリコシのある超ハイゲージニットが融合。

White/Navy、Caper/Dark Moss
各¥19,800(税込)9月22日(木)発売
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RIVIERA MESH MIDDLE GAUGE KNIT 映画<007>でダニエル・クレイグが着用し、サンスペルの歴史を感じられるメッシュ柄
に、カシミヤと同じ工程で作成した最高級ウールを使用しました。ウールでありながら、
カシミヤのような軽さと心地よい肌触りをお楽しみいただけます。

Mid Grey、Off White、Klein、Dark Navy
各¥35,200(税込)10月20日(木)発売

販売店舗:
サンスペル表参道店 東京都渋谷区神宮前5-9-3
BATONER直営店 東京都渋谷区神宮前3-41-3
ユナイテッドアローズ六本木ヒルズ店 
東京都港区六本木 6-10-3 ヒルズウェストウォーク3F

BATONER
名峰月山を望み、澄みきった清流が近くを流れる山形県寒河江市はかつて羊毛の産出や紡績が盛んであった。そんなニットの聖地に拠点を置く奥山メリヤス。1951 年に創業してからメゾンブランドをはじめ、様々なアパレルメーカーからその技術を評価されてきた。その技術を次のステージへと、2013年に立ち上がった「BATONER」。ブランド名の由来は、バトンを受け継ぐ者。先人たちが築いてきた、日本が誇る技術と伝統を次の世代へ継承することこそ、私たちの役目だと感じている。現在もなお紡績工場や、染工場といったニットを作る上で必要な全ての工程が山形県の村山地方には揃っており、職人同士が綿密に連携しモノ作りに向き合っている。